彼女が私の指導を求めてきた時の真剣な眼差しをはっきりと覚えている。全国から多くの司会者たちが勉強にやって来るが、そんな中で彼女の熱い思いは別格のものだ。
なぜ?と疑問を抱いていたら、ある日、塾生たちと会食をしていた際に知るところとなった。それは、彼女のハートの「やさしさ」の根源として背景にあった体験で、悲しみの儀式の司会者として最も備えて欲しい理解として活きていたのである。
技術ばかりに走る司会者の何と多いことかと悩んでいる日々の中で、そんな彼女は、冬の寒さの中に光り輝く木漏れ日のような感じを抱く存在として研鑽を繰り返していた。
家族が遺族と呼ばれる悲しみの瞬間からを理解しようと努力し、決して「お涙頂戴型」や「観光案内型」でない彼女のナレーション技術、それは葬儀の中で最も重要である宗教者の存在を尊び、「宗教」と「命」を重視する言葉選びなどが素晴らしく、私の葬儀に対する信念と哲学を心に刻んでくれたと信じて止まないところである。
それらは名阪特急の回数券を購入する事実にも顕著で、全国に点在する塾生たちと共に来阪しては研修を受け、互いが磨き合う好循環の状況を迎えていることは喜ばしい姿である。
著名人の葬儀や社葬を多く体験していることよりも、彼女の誇りは「寺葬」の体験を多くしていること。住職ご自身の葬儀となれば普通の司会者では務まるものではないが、そこに彼女の価値観と存在感が見事に物語られているとも言えるだろう。
全国的に「家族葬」が増えているが、人生最後の重要な儀式であることは絶対に不変である。大切な「人」の大切な「儀式」の大切な「宗教者」を迎える会場空間を「儀式空間」として「神変」させるお手伝い。彼女は、それを大切に考える貴重な女性司会者である。
久世塾でのご縁に始まり、6年の歳月が過ぎようとしています。
お会いする機会は多くありませんが、何かあるごとに皆の取りまとめ役として、いつもご連絡
を下さるkuniさん。
労を惜しまず他の方の為に動いて下さる…
そんな『優しいお心』に いつも感謝しています。
kuniさんのお仕事への新しいチャレンジ、そして今後のさらなるご活躍をお祈り申しあげます。
國松香代さんへ
人生とは日々様々な縁を結ぶことだと申します。
國松さんと私は〈久世塾〉という貴重なご縁で結ばれました。
名古屋市と山口、離れてはおりますが、私は國松さんを応援し、私も勇気を頂いている仲間です。
大切な人を送るーそれは神聖な場所であり、優しさ温かさに包まれた空間。
送り人の真心を大阪の久世塾長から学んだ私たち。〈人格者であれ〉という塾長の言葉を胸にそれぞれが自分の地で精進する日々。
國松さんの真摯に仕事に向き合う姿に多くの事を学ばせていただいております。普段気づかない小さな事を感じとる感性は流石です。
サービスの心はそんな感性から生まれるものなのでしょう。
人生は旅
國松さんの船出に拍手し応援し続けます。
kuniさんは、ゆったりとした温かなお声の持ち主です。
人の心にすーっと染み入るその音色は、これまで、たくさんの皆様を優しく包みこんできたこ
とでしょう。
一方で熱い向上心をお持ちの方です。それは、kuniさんの誠実な心と人を思いやる気持ちから
湧いてくるものだと思っております。
kuniさんは、悲しみの場において、自分はどんなお手伝いをしたら故人様やご遺族の皆様に優
しい時間を提供してあげられるのかをいつも一生懸命に考えておられるのです。
そのひたむきな姿勢には、ただただ頭が下がります。
これまでの数々の経験に加え、kuniさんならではの女性らしい細やかな心配りで《人を送る》
という大切な儀式の素晴らしいサポートをして下さることでしょう。
kuniさんのますますのご活躍に心より期待いたしております。
2005/04/20 大阪で催された久世栄三郎様主催「久世塾」に受講するその日の朝、私の居住する福岡で地震が発生。一時新幹線が不通となってしまい不安な思いで運転開始を待ち続けかなり遅れての参加となりましたが無事「久世塾・一期生」として受講できた日のことを感慨深く思い出しています。
電車を待つ間にこんなメッセージが届きました。
「塾のことはご安心ください。遅れてしまった部分はフォローします。九州の皆さまにご被害のないよう、そして余震が発生しないようにお祈り申し上げます」との久世塾長からのお言葉に悲しみ不安を共有して下さる方の存在に心から感謝致しました。
「悲しみのプロ」を目指した研修テーマの久世塾。
全国各地から塾生それぞれが思い悩み抱いての受講でしたが、受講後も塾生として葬送への想いそして多くの情報交換が始まり、同期である國松さんの事を“kuniちゃん”と呼ばせていただくようになって6年の歳月が経ちました。
未だに日々悩み葬送の道を歩んでいる私たちですが、そんな中ひときわ國松さんはお悲しみの方々へそっと寄り添うための努力を惜しまず夢や希望を大切に一歩ずつ前進している姿が目に浮かびその姿に「恩送り」と言う言葉を思い浮かべています。
大好きな言葉のひとつ「恩送り」・・
“いただいた恩を別の誰かに送る、そしてその誰かがまた別の誰かに送る・・・”
久世塾長が全国に蒔いた“悲しみの中での優しい心”の種
國松さんの優しい心根で「恩送り」が繋がりお悲しみのご家族の皆さまのお心に春そして美しい花が咲くことを信じています。
by hayu
国 松 社 長 様
いつも塾生の中心となり、心細やかに皆をまとめてくださる国松社長。
この度は、「独立」「開業」本当におめでとうございます。
社長とは、久世栄三郎塾長が開かれた第一期『久世塾』の同期としてご縁をいただきました。
故人様はどう送られたいのか。
ご家族はどう送りたいのか。
我々、葬儀司会者は何ができるのか。
塾生全員で、それだけを考えながら共に過ごしました。
「やさしさ」という心を持つ者こそがプロの「葬儀司会者」である。
故人様とご家族様の思いを形として表し、「送る心」を日々研鑽しながら、我々がご家族の「架け橋」となる。
塾長に教えて頂いたこの本義を理解、実践され、今後の葬儀司会業を担っていかれる国松社長に心からのエールをおくります。
P.S 名古屋市の地に「国松」あり。
そんな会社となっていただけることを心から念じています。
師匠・久世栄三郎社長の生きた証として、大きく大きくなってください。
私自身も国松社長に負けないように更なる精進をしてまいります。
この度、推薦者に選んでいただき本当にありがとうございました。
落ち着きましたら名古屋市で勉強会を開いてください。
本当におめでとうございます。
井原桂吾
kuniさんと初めてお会いしたのは、久世塾での第一回目のご縁からでした。
悲しみのプロを目指そうと一番前の席に座り、
塾長のお言葉を一言たりとも聞きのがさないよう
懸命に受講されているお姿が鮮明に思い出されます。
あれから幾度となくお会いし、夜が明けるまでご葬儀への熱い想いを
たくさん語り合いましたが、同じ心でご葬儀に取り組んでいる仲間の存在に
嬉しくてなりませんでした。
kuniさんは塾長からお教え頂いた「心」を、お悲しみの皆様へ「癒し」として
お届けすることの出来る、数少ない『葬儀司会者』だと確信しています。
頑張り屋さんで、いつも心優しいkuniさん。
そんなkuniさんのこれからの益々のご活躍を心より願っています。
私が彼女と初めてお会いしたのは、尊敬する師である久世栄三郎先生主催の久世塾でした。
彼女の印象は、「とても真面目で真があり、勉強熱心な女性」
2005年4月、あの日から6年の歳月がながれましたが、いまでもその印象は変わりません。
私より年下ですが、几帳面で塾生の連絡係りをかって出てくれたり、まとめ役として面倒な事も一手に引き受けてくれる貴重な存在です。
出会いから今日に至るまで、塾生の皆にはそれぞれに沢山の悩みや辛い経験がありましたが、自分の辛い時でも周りを気遣い人一倍頑張ってきた彼女です。
そんな彼女から、「新しいスタートをしようと思うの」と連絡があった時、自分のことのように嬉しく思いました。
辛い経験や悲しみを乗り越えてきた彼女だからこそ、「悲しみのプロ」としてきっと成功できる!とも思いました。
「人は辛い思いをしただけ、人に優しくなれる」 久世先生が仰った言葉通りの「やさしさ」を持つ素晴らしい女性、まだまだ計り知れない可能性を秘めた彼女が、これからどんな素敵な変化を遂げるのかも楽しみです。
優しい心と熱い思い、そして強い意思と高い志を持ち活躍する姿が目に浮かぶようです。
ともに学んだ塾生として、また掛け替えのない友人として、「出逢えた幸せに感謝しながら」 これからの飛躍を心からお祈りしています。
ホームページの制作には、オーナー様の仕事に対する取り組み姿勢や考え方がわかる資料が多いほどいいのですが、今回はkuniさんから山のように資料が送られてきたので、資料で押しつぶされるところでした。(笑)
その分だけ文章が楽に作れて助かりました。そして、完成したのがこのウェブサイトで、現在の私の力を100%出し切りました。そこそこのものが出来たのではないかと自画自賛しています。
kuniさんとの制作過程でのやりとりを通じて、この人は気配りが行き届いていて、神経質なくらいに繊細な方ではないかと思いました。しかし、そういうメンタリティがないと悲しみのプロにはなれないのかも知れません。
あの東日本大震災の発生後に制作を開始したのですが、最初は気持ちが浮ついて集中できない状態で過ごしていました。やがて、自分のやるべき事に没入して全うするしかないと、気持ちを入れ直して、それからはスムーズにいったことが思い出されます。
こんな時だからこそ、日本人が、みんなで力を合わせて、日本中の「不幸な時間」を「不幸でない時間」に変えていってほしいですね。
kuniさんや久世塾の皆さんがそんな役割の一端を担ってくれるだろうと期待しています。サイト制作者のつぶやきでした。